ひとりで歩けるって、やっぱりうれしい
「手を借りずに、自分で歩きたい」
その気持ちは、年齢を重ねても変わりません。
しかし実際は、足腰の衰えやふらつきによって、ほんの数歩の移動さえ不安になってしまうこともあります。
そんなときに支えとなるのが、ロック付き歩行器です。
しっかりと体を預けられ、必要なときにはブレーキで固定。
「自分の足で歩ける安心感」を支えてくれる、心強い存在です。

歩行器は「移動のための道具」だけではありません
歩行器の役割は、単に“支える”ことだけではありません。
大切なのは、「自分でできることを増やす」こと。
それが自信や意欲につながり、毎日の暮らしに前向きな力を与えてくれます。
例えば、
- トイレに行くときもひとりで移動できる
- 台所で立っていても、途中で腰をかけて休める
- 転倒の不安が減り、家の中を自由に歩ける
歩行器は、自立を支える生活道具です。
安心を支える「ロック機能」の大切さ
さまざまな種類の歩行器がありますが、高齢の方におすすめなのが、ロック機能付きタイプです。
手元のブレーキを握るだけでタイヤが止まり、駐車ブレーキのように固定することも可能です。
- 止まりたいときにピタッと止まる
- 転倒の不安が少なくなる
- 手すり代わりにもなる
玄関や廊下、ちょっとした段差など、歩行中に「ここで止まりたい」と思ったときに安全に止まれる安心感は、実際に使ってみて初めて実感できます。
歩行器を活かすには、住まいの見直しも大切です
歩行器が本領を発揮するためには、家の中の動線や段差にも目を向ける必要があります。
- 廊下や部屋の入口が狭い
- 小さな段差が多く、つまずきやすい
- 扉の開け閉めに力が必要
こういったことがあると、せっかくの歩行器も使いにくくなってしまいます。
たとえば、
開き戸を引き戸に変える、段差にスロープを設置する、滑りやすい床を改修するといったちょっとしたリフォームで、歩行器をもっと快適に活用できる環境になります。
できることが増えると、暮らしが変わる
「歩行器を使うのは、少し抵抗がある」と感じる方もいらっしゃいます。
でも、歩行器は「できなくなったから使う」のではなく、
「できることを増やすために使う」ものです。
少しの工夫で、「ひとりでできること」が増えます。
それは、ご本人の自信や生活の充実感につながっていきます。
まとめ
- ロック付き歩行器は、自立した移動を支える頼れる存在
- 転倒リスクの軽減、安心感、自信の回復につながる
- 動きやすい住まいとの組み合わせで、より快適に
- 自分の力で動けることが、暮らしの質を大きく変える
ご相談・お問い合わせ
「歩行器が使いやすい動線に変えたい」
「廊下や玄関の段差が気になる」
そんなときは、お気軽にご相談ください。
ご本人の“やりたい”を応援する住まいづくりを、一緒に考えてみませんか?
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