トイレ手すり取付工事
工事前

工事後


今回は、介護保険を活用してトイレにL型手すりを設置した事例をご紹介します。トイレは毎日使う場所ですが、立ち座りの動作が多く、足腰に負担がかかりやすい場所でもあります。
特に支えがないと、バランスを崩して転倒するリスクの高まりや、移動の大変さから生活にストレスを感じやすくなるため、対策が重要です。
今回の施工では、便座横の壁にL型の手すりを設置しました。L型手すりは、縦と横の両方の支えを確保できるため、立ち上がるときや座るときに体をしっかり支えやすくなります。
縦部分は立ち上がる際に握りやすく、横部分は座るときの安定感を高める役割を果たします。これにより、トイレの利用がスムーズになり、負担を軽減することができました。
また、今回は後付け補強板を取り付けた上で手すりを設置しました。
通常の壁に直接手すりを取り付けると、強度が不足し、しっかりとした支えにならないことがあります。そこで、補強板を設置することで、手すりをしっかり固定し、体重をかけても安心して使用できるようにしました。
手すりの高さや位置も使用する方に合わせて調整し、無理なく握れるように工夫しています。さらに、デザインも落ち着いた木目調を採用し、補強板と手すりが自然に馴染む仕上がりとなりました。
介護保険を活用すれば、要支援・要介護認定を受けた方は工事費用の最大9割(上限20万円まで)が補助されるため、負担を抑えながら安全なトイレ環境を整えることが可能です。
トイレの立ち座りに不安を感じている方や、手すりの設置を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。お客様に合った最適なプランをご提案し、安心して暮らせる住まいづくりをサポートいたします。
えにしでは、ページでとりあげた施工箇所や内容以外にも幅広く扱っています。
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